会長方針
ごあいさつ
2025-26年度会長
枚方ロータリークラブ会長
藤田 典史(ふじた のりふみ)
Ⅰ.はじめに
枚方ロータリークラブは1961年2月28日設立され65周年を迎えます。この歴史ある伝統を維持しながら、時代の変化に緩やかに対応する運営をすることが大切だと考えます。また日本の経済事情については、急激な物価高に給与の上昇がおいつかず生活は不安定なものとなっております。大企業を除き、まだまだ中小企業の景気が良いものとはなっておりません。そのような状況のもと、各クラブが一番の問題としている「会員増強」が大変困難な状態になっています。会員増強は私たちの組織の最優先事項であり最大の課題であると考えます。
さて、2025-26年度RIフランチェスコ・アレッツォ会長は「UNITE FOR GOOD」という会長メッセージを掲げられました。
「良いことのために手を取りあおう」ということです。
分断されがちな世界において、ロータリーは団結と希望の光となります。私たちのプロジェクトは、人種、ジェンダー、性別、思想、経済的な背景の異なる人びとを結びつけ、世界で良いことをするという共通の目的で私たちを一つにします。ロータリーは、より良い人間となり、人々に奉仕し、末永いインパクトをもたらすよう、私たちを鼓舞します。
Ⅱ.2025-26年度 地区の年次目標
1. よりおおきなインパクトをもたらす
・温故創新のコンセプトのもと、伝統と歴史から学びつつも、今の時代に相応しい活動様式を積極的に取り入れる。
・デジタル活用によりバーチャルとリアル融合の斬新なスタイルにもチャレンジする。
・すべてのクラブによる、自発的かつ積極的な財団補助金活動を推進する。
・財団寄付目標(年次基金寄付$150、ポリオプラス基金寄付$50、恒久基金寄付$30)を達成し、衛星クラブ等からの寄付も増進する。
・ローターアクトクラブはクラブまたは個人からの財団寄付合計$100を達成する。
・各クラブが、それぞれの個性や強みを生かし、また他のクラブや団体とのパートナーシップ活用も含めたインパクトある奉仕活動を行うことを推奨する。
2. 参加者の基盤を広げる
・衛星クラブを含めた新クラブ設立を推奨する。
・合同例会方式によるガバナー公式訪問を実施し、異なるクラブおよびクラブ会員同士の新たな繋がりの機会を設ける。
・新設する地区交流活性化委員会のアシストによって、地区内における新たな交流やフェローシップの機会を創出し、クラブの活性化を図る。
3. 参加者の積極的なかかわりを促す
・すべてのクラブが、クラブビジョンや3year rolling goalsの策定に取り組むことを通じて、クラブの未来について話し合うことを推奨する。
・米山記念奨学会を支援する(ロータリアンは寄付目標30,000円)。
・全クラブのクラブ優秀賞受賞を目指す。
4. 適応力を高める
・温故創新のコンセプトのもと、伝統と歴史から学びつつも、今の時代に相応しい活動様式を積極的に取り入れる。
・デジタル活用によりバーチャルとリアル融合の斬新なスタイルにもチャレンジする。
・すべてのクラブ会員がMy Rotaryに登録し、活用できるよう推進する。
Ⅲ.当クラブの本年度のテーマと方針
当クラブでは、RI会長のメッセージ及び地区の年次目標を念頭に会員がクラブ・職場・地域の中で大きなインパクトをもたらし、持続可能な奉仕活動を推進し、すべての会員がすべての活動に積極的な関りが持てるようになるために、下記の方針を定めます。
1.本年度のテーマ
本年度のテーマは「会員の相互の和を大切にしよう!」といたします。すべての会員の存在が我々枚方ロータリークラブの最も大切なものであると考えます。RI会長も会員の存在が最も価値のある資産であると述べておられます。それぞれの会員の事情は千差万別であります。それぞれの事情をお互いに理解し、尊重し、認めることにより会員の相互の和が保たれると確信します。そうなれば親睦が深まり、よりインパクトのある奉仕活動の実現が可能となります。
2.会員の増強
会員増強はロータリーの重要な課題であり、全会員の協力が求められます。確固たる会員基盤があれば、奉仕活動の基盤や可能性が広がり、地域活動における存在感も高まります。会員増強委員会だけではなく、全会員が会員増強委員という意識を持っていただけるよう施策を行い、年度末にはクラブ会員純増を目標にします。
3.ロータリーデーの運営を成功に導く
本年度はIM第3組ロータリーデーのホストクラブを務めることとなっております。実行委員会を中心に会員一丸となって運営をします。
4.親睦を深める
テーマであります「会員の相互の和を大切にしよう!」の実現のため、例会や会員同士の交流、奉仕活動を通じてより親睦を深めます。
5.適応力を高める
事務局の運営、ニコニコ集金方法などをデジタル活用により効率よく運営ができるように取り組みます。また、昨今の会員減少に伴い財政面の悪化が懸念されます。財政の健全化を会計担当者とともに考え対策してまいります。
Ⅳ.終わりに
7月1日より「会員の相互の和を大切にしよう!」のテーマのもと頑張っていきます。
会員の皆さまと楽しく有意義に過ごしたいと考えております。会員の皆様・事務局の皆様どうぞよろしくお願いいたします。